プレッパーへのすすめ
【プレッパーとは、自然災害や経済恐慌などで発生するカタストロフィに対処するため、生存術や物資の備蓄、避難訓練などに日常的に取り組んでいる人のこと。中央政府や地方自治体の公的支援を当てにせず、自力で生き延びることを信条としている。「prepare」に由来し、即ち「備える人」を意味する。】 引用:ウィキペディア
その日は突然来る!
トルコ・シリア地震が起き、多くの犠牲者が出た。
国内外問わず、幾度と無く被災地や被災者の映像を見てきたが、災害に遭遇したことのない私は実感が湧かず、仮に自分が被災しても、市役所に近いという地の利を生かし、急いでそこに逃げ込めば安全だと思い、政府や自治体が用意してくれた支援物資を受け取っている、そんな都合が良い自分の姿を想像していた。今までは…。
一般的に、災害が起きた場合、消防、警察、自衛隊等行政機関を頼りにするが、大規模災害となると、そういった機関も被災して出動出来ない場合もある。
日本でも、阪神淡路大震災や東日本大震災といった大規模災害があり、実際には支援物資をもらえない人がたくさんいたそうだ。
「物資を優先的にもらえる保障なんてないんだ。
長期にわたって物資が手に入らなくなると、治安が悪化し強盗や略奪が起きる、だからこそ自分や大切な人を守るには、日頃からの備えが重要」だと、元自衛官のパートナーが教えてくれた。
政府の中央防災会議は、南海トラフ地震対策推進基本計画の中で、『行政の支援の手が届かない事を想定し、被災地域では、食料や飲料水、簡易トイレを一週間分確保するなどの対策を推進する必要がある』としている。また、パンデミックに対する厚生労働省のガイドでは『最低限(2週間程度)の食糧品・生活必需品等を備蓄しておくことが推奨される』としている。
私の意識は少し変わった。
プレッパーへの第一歩、まずは食料を備えて不安を一つ無くそうと思った。
最近、ローリングストックと言う言葉を聞いた。私はできるだけ賞味期限は気にしたくない派なので賞味期限は長い方が良いと思っていた。気がついたら期限切れ!なんてことになりそうなので…。
ズボラさん、ものぐささんはしょっちゅうローリングストックなんてしたくない!
自然災害だけでなく、戦災のリスクもある。
事が起きてからでは遅すぎる!品切れで必要なものは手に入らない!!
去年ようやく防災袋を用意した私には、まだまだ必要な物が沢山ある。ありすぎて何から揃えたら良いのか…..。時間もお金もかかることなので、自分なりに拘った備えを少しずつしていこうと思う。