• 好循環によるワクワクドキドキをあなたに

実は、エコなどと言う言葉が社会に浸透していない頃から我々はアップサイクルしてました。

その道20年。

当然、その頃はアップサイクルなどと言う言葉も全く存在していなくて、自分が表現したいカテゴリーが存在せず、悶々とした日々を過ごし、世間では単なる変わり者扱いでした。

そんな変わり者だからかも知れませんが、当時、テレビ、ラジオ、雑誌、月刊誌、新聞など30数社に取り上げていただきました。

日本テレビ『ズームイン!!SUPER』、テレビ東京『TVチャンピオン』、
FMラジオJ-WAVE、東京新聞、『日経ベンチャー』等のメディアで紹介されました。

思い出深いのは一週間拘束のTVチャンピオン 「進め!コロコロからくり装置王選手権」に「エコ照明デザイナー」として参戦したことでした。家にある廃材、不要品で、一人、急ごしらえで装置を作りました。ですので見映えは悪く、残念ながらファイナリストには成れませんでしたが・・・。それでも、コンセプトを具現化できたことは幸せでした。そして、何よりも学んだことは物理の基本。動力は小さなビー玉一個で、ビールをグラスに注ぐという馬鹿馬鹿しいものですが、電気など常日頃私たちが使っているエネルギーを用いることなく装置を動かすということ。他の参加者の中でも特筆すべきものは、薬品等の科学反応を動力とすることでした。

もともとコロコロからくり装置などやったこともなく、全くの畑違いでしたので当然と言えば当然の結果でしたが、消極的な参戦でも負けると悔しくて次回も出よう等と真剣に考えていました。

この選手権で学んだこと、この道20年選手だから言えること

昨今の気候変動は世界規模で深刻な問題です。早急に対処しなければ人類が滅亡するのは時間の問題と考えています。かといって、極端なエコは人類そのものの存在意義を否定することにも繋がります。何故ならば、私たちが生きる為には消費が必要で、必ず何らかのエネルギーを必要とするからです。もし、それを全く無くすとしたら自ら大切な命を絶たなければ成立しなくなります。ヒステリックにエコを叫ぶのではなく、どんな方法が最小限、最低限の消費活動になるのか、知恵を出し合って乗り切ることが必要だと考えます。

私たちは、なるべく手作業に拘っています。例えば、縫製にミシンを使えば電力が必要になります。かといって電力、火力等のエネルギー使用を全否定するつもりはさらさらありません。ヒントは昔ながらの家内制手工業にあると考えています。

特に日本の江戸時代はヒントの宝庫です。

これから少しずつ、その辺をご案内していきたいと思います。



コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です