私の住んでいるところは都会ではないので、外に飲みに行っても、帰りはバスや電車は無く、タクシーがあればまだマシ。
そんな環境なのでメンバーのうち、誰かが飲めなくなり運転手となります。
皆が飲む時は、結局代行を呼ぶはめになるので必然的に家飲みが多くなります。
しかし、我が家はミニマルとはほど遠く、生活感ある単なる殺風景な部屋。
そんな所で飲むのは、なんだかなぁ~と思う日が多々あります。
ホームバーを作れるほど、予算やスペースがあるお家ならいざ知らず、現実的には無理。
そこで、またもやアップサイクル。
今回はこんなの作っちゃいました。
↓
ドラえもんの「どこでもドア」的なノリで、さあ、皆さんご一緒に
3,2,1
壁掛けミニバー~。
何かチープに見えるですって?
失礼なー。
よ~しそれなら、部屋の照明を落としてネオン管のスイッチ、オン
あらまあびっくり!
生活感あふれる雑貨・家具が視界から消え、かわりにムーディーなネオン管に照らされたミニバーが部屋の中で主張するではありませんか。
この意外性がとても良いのです。と自画自賛。
実はこのネオン管、なんちゃってネオン管なんです。
キャンプや防災グッズに使うマルチライトの壊れたやつから蛍光管を取り出して配線し、ホームセンターで売っていた蛍光管用の青いフィルムを貼っただけ。
買ったら高いですからねネオン管。
さあ、材料と作り方、ざっくりとした説明しましょうか?
さとう小さじ一杯、塩を少々…。
じゃなかった。
倉庫で深い眠むりについていたルーバー付きの時代遅れの木製カセットボックスと
そして、材木屋の店先に、持ってけドロボーではなく、ご自由にお持ち帰りください的な丁寧な言葉に、恐縮しながらいただいた端材。
この端材を繋ぎ、板状に加工してスプレー塗装にハケ塗装、おまけに木工ボンド塗りたくって、グリッターよろしくラメの粉末をぶちまけた。
そして、超厚化粧の看板に仕立て上げ、これを木製カセットボックスに強引かつ丁寧にジョイント。
あとは通販かどこかで、ミニチュアボトルとカクテルセット、ワンショットメジャーを買い込んで適当にセッティングするだけ。
おっと、肝心なことを忘れていました。
カクテルの作り方は、本とWebを血眼で探してにわか仕込み。
あとは、大切な人に決して悟られないよう手の震えを隠してシェーカーを振るだけ。
どうです?
やっぱり大変でしょう?
やりたくないですか?
でも、達成感が半端ない。
お家にミニバーがあると、大切な人、その他お客さんとのひとときを華麗に彩りますよ。
予算と難易度は少し上がりますが、これも恋の為です。
ひいては、少子高齢化に無策な政府に対する細やかな抵抗です。
是非お試しを