生き残ったがゆえに大切なモノがある。
人によっては食料や衣服。
人によってはお金や宝石、貴金属。
人によっては信用。
人によってはそれらを超えるモノ。
私たちは、その中で大切なモノは写真だと思いました。
日本を襲う数々の災害、そして、その後の復興現場。そこには、流失した写真を懸命に収集し修復するボランティアの姿がありました。
とかく忘れがちな記憶を再び呼び覚まし、心の支えとなる大切な写真。
大事な思い出は決して失いたくない。
その喪失感は復興を妨げる辛さとなります。
しかし、紙に焼いた写真、アルバムは重くかさばる。これを非常持出袋・防災リュックに入れて逃げるのは非現実的です。
幸いなことに、今はデジタルデータとして端末や記録メディア、更にはクラウドで保管することが可能です。
特に、なるべく手持ちの荷物を少なくするためにも、紙焼きの写真、アルバム、昔のフィルムは、普段からデジタルデータ化してクラウドに保管することをオススメします。
被害を受けた写真・アルバムに関する対処法 - 富士フィルム
海水や河川の水で汚れた写真プリントやフィルムの応急処置、洗浄方法
https://fujifilm.jp/support/fukkoshien/faq/index.html
水に流された写真の洗浄マニュアル - カメラマン高橋 宗正さん
津波や水害で汚れてしまった写真の修復作業の方法
http://www.munemas.com/pdf/photo-cleaning-manual.pdf